西日本遠征五日目

結局JRの運行状況には問題が無かったので上熊本駅を朝早く出発する。とりあえず下関に向かう。関門トンネルを抜けるとすぐだ。さらば12年ぶりの九州、また来る日までごきげんよう
下関からは山陰本線で今日の目的地、浜田へ向かう。当面の目的地は仙崎になる、1日数本しかない貴重な列車である。さらに今日は専用列車が連結されており2両での運行だ。ちなみに今日は快晴、結論から言うと晴れの日は初日とこの日だけだった。しかもこの列車、海沿いを走るのだが観光スポットになると一時停車してくれるのだ。本当に日本海の風景がよかったぞ。窓の風景もよかったが、車内の風景も、ふふふ、よかったぞ。本当にいい女だったなー。
それはさておき昼過ぎに仙崎に到着、さすがに閑散路線の終着駅だけあって駅前はなにもない。降りたのはやはり鉄道好きの人間ばかりだ。一通り駅や電車の写真を撮って長門市まで引き返し食事をとる。
しかし、駅前通り人っ子一人歩いていないぞ。本当に経済活動が行われているのか心配である。それでも入った食堂は結構人が入っていた。
食事を終えてしばらく次の電車を待つことにする。いかんせん山陰本線だから間隔がある。ラジオを聞いて過ごす、そして次の目的地東萩へ向かう。隣の萩駅より中心部に近いとの情報があったためである。そんなこんなで東萩に到着、したのだがやはり駅前通りに人が歩いていない。
NHK大河ドラマの舞台のはずなのだが…
少し歩いてドラッグストアで食べ物を購入。浜田まで行く列車をここでものんびり待つ。ようやく電車が到着すると、夕方の時間帯のため学生が結構乗ってきた。数少ないとはいえ学生にとっては貴重な移動手段なのがわかる。
浜田に到着したころにはすでに日も暮れていた。うん、山陰地方レベルではまだ都会の部類に入るであろう、そこそこ店はあった。食事を済ませ夜を明かす場所を探す。そろそろネットカフェで過ごすのもつらくなってきたし、風呂にも入りたい。ビジネスホテルに泊まろうとおもったが満室とのこと。
仕方なく今日もネットカフェの世話になる。しかし、ここのネットカフェ規模が小さい。この辺も山陰地方レベルでは仕方がないのかもしれない。しかも今日はフルフラットシートが空いていない。
リクライニングだとつらいのにな。だが贅沢も言っていられない、とにかく明日に向けてしばしの休息をとるのであった…