西日本遠征三日目(その1)

三日目といっても就寝直後である、0時を回ったくらいだろうか。部屋の中にいてもわかるくらいの暴風が吹いてきた。どうやら台風が上陸したらしい。ホテルの11階ということもあって部屋が風で揺れている。それでも明日(というか今日か)に備えて寝ていると突然部屋の明かりが付いた。逆にテレビの電源が消えている。どうやら停電して非常灯が付いたらしい。今回の台風が普通じゃないことが大体想像ついてきた。そんななかやや落ち着かない気分で朝を迎えた。朝食のため下に降りようとしたらなんとエレベーターが使用不能。仕方がないので非常階段で1階!まで歩いて降りる。下の階に行くにつれ台風との格闘の跡が見てとれる。1階に到着すると自動扉は手動、カーペットは水をたっぷり含んでいる。それでも食事ができたのはありがたかった。ロビー兼食堂では全員が台風情報を見ていた。
食事を終えるとまた11階まで歩いて階段を上る。さすがに足にきたぞ。
チェックアウトの時間が迫ってきたので荷物をまとめて部屋をでたら、今度はエレベーターが復旧していた。さすがに2度も11階から歩きたくなかったぞ。ロビーはやっぱり台風で足止めを食った人でいっぱいだった。さて、長居もできないのでホテルを跡にし川内駅へと向かう。