嗚呼日本のバカ社長

4日に石巻に行って同僚に会おうとしたが、ちょっと時間が遅れるとの連絡があった。しばらくして同僚が帰ってきたのでどうしたのかと
聞いたら警察に呼ばれたとのこと。驚いて事情を聞いたらなんでも、
会社の同僚が避難所にいた他の避難していた人達のために、あの津波にやられてしまった中会社にわずかに残った使える物資を分けてあげた(ちなみに同僚は3月11日の地震の際近くの避難所に逃げ込んでいた)。それを聞いた社長がてっきり同僚の事を褒めるのかと思えば、なんと「会社のものを勝手に持ち出した」とか言って警察に被害届を提出。
当然警察は呆れ顔で同僚に話を聞き、「あとは当事者同士で解決してください」との事。そりゃあそうだ。

社長、あなたはあの地震の時真っ先に車で自宅に逃げていましたよね?まあ非常事態ですからこれに関してはとやかく言いませんが、
津波の水が引けた後職場から石油ストーブと灯油を持ち出す姿を目撃されていますよ。自宅と職場の間に避難所があったのだからちょっと顔を出してスタッフの無事を確認することだって出来たはずですよ。なんでもようやく避難所に顔を出したのは6日も経ってからだそうですね。その時同僚はボランティアでいろいろ片づけとか手伝っていたんですよ、その人に対して警察に被害届だしたり、この非常事態にわずかの物資を惜しむなど論外ですな。
とにかく今回の地震で貴方の正体がばれてしまいましたね。

(結論)上に立つ人間は謙虚でなくてはならない。

これは自分にもよく言い聞かせておかなければ。(あー、それにしても実名を書きたい!)